今日は、父の命日
昨年、50回忌で葬い上げでした
20年前に
父の年齢は超えました
父の記憶は、はるか昔ですが
決して消え去ることはない
昨日
「渋谷行進曲」の
本が届きました
脚本家が
七転八倒して書き上げた世界観は
現場にリレーされます
これから
中に
演出プランや
いわゆるカット割りを
書き込んでいくのですが
数年前までは
書き込んだカット割り
全部をコピーした
いわゆる「完本」を
印刷して配っていたのですが
ここ何作かは
やめてます
この意味は
かなり詳しく書かなきゃ伝わらないのですが
さわりだけ書いてみると
いつも、4カメか、5カメで撮るので
オーソドックスとされる撮影は
監督がカット割り
↓
コピーしてスタッフに配る
↓
現場でドライリハーサル
↓
カット割りを変える打ち合わせ
↓
カメラテスト
↓
ランスルー
↓
ラステス
↓
本番
このやり方は
数年前にやめました
カット割り
↓
カンボンを配る
↓
現場でドライリハーサル
↓
変更はドライやりながらで口で言う
↓
テスト(やらないときもあり)
↓
本番
かなり工程を省略しているのですが
2年前から
もっと過激になり
カット割り
↓
全部捨てて手ぶらで現場に
↓
いきなり本番
カメラマンとの打ち合わせはどこに?
それは
普段のコミュニケーションで完結しているので
やる必要がないのです
同じ組で
ずっと撮影しているからこその
いきなり本番スタイル
打ち合わせしませんが
カット割りしたカットは
全部、一発で撮れている…
伝わっていますでしょうか?
スタッフがすごいのです
さて
コピーはしませんが
カットは割ります
自分のプランを整理するために
160ページ
1ページあたり10分で書き込むと
明日の夜まで
書き続けなきゃ間に合わない計算w
監督に
1秒でも早く本を渡せ
という原則は
そこにあるのですね
Comments