映画「20歳のソウル」
クランクアップの日
クランクインの日と同じように
眠れない夜を超えて
このブログを書いています
初めて大義くんを知ったのは
2017年の4月2日
日曜日の朝、6時
いつものように
目が覚めた僕は
まだ寝ぼけた頭で
ベッドの中で
大義くんの記事を読みました
20年という
短い時間を生き切った大義くんと
告別式に集まった仲間たち
高橋先生の言葉
市船ソウルの演奏
伝えたい
もっと多くの人に
作家の中井さんに
企画書を書いてください
と
LINEしたのが
6時半
「大義くんの物語を伝えたい。高橋先生や、ご家族の皆様にお許しをいただけたら、まずは、小さな舞台で。次に書籍で。叶うなら映画で」
当時、僕は
ハーミットと名付けた
サロンを
運営していました
俳優や、作家の
溜まり場として
日夜、酒を酌み交わしながら
熱い時間を
過ごしていたのですが
翌日の月曜日担当が
中井さんでした
翌日には
中井さんが
プロットを完成させていました
水曜日
ハーミットに
ひとりでふらっとやってきたのが
今回助監督として頑張った
東京やんちゃボーイズ、ドラム
宮下涼太
もちろん当時は
スティックを握った経験無し
手帳を見ると
翌日、木曜日
東京やんちゃボーイズのリーダー
南翔太くんがカウンターに立つ日
ハーミットに来たのが
今回の撮影監督
百束カメラマン
金曜日には
今回大役を引き受けていただいた
松本プロデューサーが
ハーミットを訪れています
そして
僕は
就活家族という連ドラを
取り終えたばかりでしたが
中井さんと一緒に
助監督サードだったのが
今回のチーフプロデューサー
日活の渡久地くん
2017年の縁は
今日の日まで繋がりました
人生には
偶然などないと思います
取材を続けているとき
作家の中井さんが
よく言っていました
「大義くんに
会ったことがない自分が
大義くんの物語を
書いていいのだろうか?」
ハーミットに集まった僕らは
中井さんに
僕らが知っている
織田信長の物語は
織田信長に会った人が
書いていますか?
坂本龍馬の物語は
坂本龍馬に会った人が
書いていますか?
織田信長や
坂本龍馬を
心の底から好きな人が
どうしても伝えたいというパッションで
書いたものではないですか?
中井さんと同じく
僕も
生前の大義くんに
会ったことは
ありません
でも
この四年間
大義くんは
いつもそばに
いてくれる気がしています
長い文章となりましたが
まだ
なにも書き足りていない気がします
今日という日を
大切に
生きます
ロケに行ってきます
告別式のシーン
あの日と同じ皆様が
協力してくださいました
仕切った木村さん役で
今日、素晴らしい俳優も
来てくださいます
感謝しかない毎日
今日は
古谷式典
木村さんの
誕生日です
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