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20210725

更新日:2021年7月25日

「20歳のソウル」






千葉県に発令されていた

緊急事態宣言が解除されてから

再び緊急事態宣言が発令されるまでの

わずかな期間


それが

ロケ予定に想定していた

春休みの期間であり


佐藤浩市さんが演じた

市船吹奏楽部顧問、高橋健一先生が

教師として定年を迎える前

最後の春休みだった…


いま

オリンピックを強行しながら

緊急事態宣言で行動は制限され

明日も見えない日本の現状を見ると

撮影出来たことが奇跡としか

思えません


しかも

たくさんの皆様の協力

愛と汗と献身に支えられ


野球シーン、演奏会シーン

700人以上で撮影した日も

ありましたが

感染者を一人も出すことなく

撮影を終えられたこと


運が良かった…

という

言葉を吐くスタッフを見ると

悲しくなります


運が良かったのではない


ひとりひとりの

意識の高さ

愚直な努力

献身

祈り

意地

執念


そして

大義くんが守ってくれたから


撮影は無事に終了して

いま

編集作業に進むことが出来たのです



昨日知った

名門、東海大相模野球部の

悲しいニュース


今年の夏も

子供たちにとって

厳しい時間となっています


コロナは怖い

自分のまわりにも

感染経験のある人が

増えてきました


しかし

人間には知恵がある


正しく怖がることで

やれることは

無限にあるはず


オリンピックを開催出来るのなら


子供たちから

かけがえのない

春を

夏を

秋を

冬を奪うこと以外に


出来ることは

無限にあるはず


ターゲットにした人間の

過去をほじくり返して

袋叩きにする暇があるなら

知恵を絞ろう


子供たちの未来に

我々大人は

何を残せるのか?


無観客試合

応援禁止

演奏禁止

受け止めた生徒たちや

先生たちや

父兄たちや

限りある時間に魂を込めた

無数の人のことを考えよう


目を閉じて想像しよう

耳をすまして音楽を探そう


今年の夏

市船ソウルは

球場のスタンドで

鳴り響かなかったかもしれない


きっと

来年の夏

眩しい太陽の光を浴びて

笑顔になれる日が来る


20歳のソウル

とともに


(情報解禁がまだ限定的なので、ロケハン写真とスタンドインなどご覧ください)






































ドキュメンタリー数本分の

映像があります…


情報解禁されたら

祈りを込めて

お届けします



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