今日で
東京オリンピックが終わります
雨ですね
何年も前から
自国開催のオリンピックを
体験したいと思い
オリンピックまで
何がなんでも元気に生きていようとさえ
思ったのに
コロナ禍の猛威
感染者数の爆発的増加
変異株の報道
複雑な感情のまま
閉会式の日を
迎えることになろうとは…
オリンピックに関して
ネガティブな報道
全てを信じるわけでもありませんが
お弁当の廃棄だけは
悲しい気持ちになりました
13万食を廃棄って…
食べ物を粗末にしたらいけない
それだけは
オリンピックであろうと無かろうと
人としての基本
原則
20歳のソウル
ロケでの出来事を
思い出しました
制作部の
松田好太郎と松谷鷹也コンビ
お弁当の数を
いつもシビアすぎるくらいに数え
ひとつも余らせないロケを
心がけていました
突然ロケ現場にやって来る人もいて
数食分足りなくなった時は
自分たちのお弁当を
近くのコンビニで買い足し
とにかく
お弁当を余らせて
廃棄することがないように
気を配っていました
それは
限られた予算の中で
やりくりするということよりも
手弁当でロケに協力してくださる
皆様への感謝
リスペクトの気持ちが
大きかったのだと思います
高橋先生率いる
市立船橋高校吹奏楽部の生徒たちは
いつも自分たちのお弁当は
自分たちで持参してくださり
エキストラ参加や
運営にご協力くださった
OB、父兄会の皆様も
手弁当持参でした
その姿を見て
彼ら制作部は
一つのお弁当を大切にする気持ちを
最後まで貫いたのだと思います
二人とも制作部は
初めてでしたが
とても誇らしく思います
「お弁当とか、毎食20個くらい多めに発注して、余らせて捨てるのが当然だ」
ある日、
現場経験が長い、あるスタッフが
二人を素人扱いして
怒鳴ったことが
あったそうです
それは
怒られないための
処世術かもしれませんが
正しいとは思いません
二人が、
そのスタッフと
真正面からぶつかり、戦ったと聞いた時
このロケは
必ず成功すると確信しました
一つのお弁当に
気を配れる人だけに
大舞台を仕切る資格がある
その考えを
変えるつもりはありません
雨の中の閉会式
スタジアムは
オフィスから歩いてすぐの場所にありますが
一度も
近寄りさえしなかったですね…
そういう
気持ちだったという
こと
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