今日から
横須賀芸術劇場にて
第27回東関東吹奏楽コンクールが行われます
市船吹奏楽部の皆さんが
どんな決断を下したにせよ
それは
血を吐くような決断であるに違いないし
高橋健一先生や
ご父兄の皆様が
子どもたちの幸せを願い
知恵を絞り
考えに考えぬいての決断
僕に出来ることは祈るだけ
応援し続けることだけです
一日一日を
真剣勝負で過ごし
悩み傷つきながらも
未来へ向かっての歩みを止めない
市船吹奏楽部の皆さんを
リスペクトします
皆さんに見ていただいた時に
恥ずかしくない映画とするために
僕らも
一日一日を
大切に生きます
横須賀芸術劇場は
浅野大義くんの
高校生活最後のコンクール舞台だったとか…
偶然ではないでしょう
大義くんは
いつも僕らの側にいてくれます
浅野忠義さんのお名前を
初めて知ったのは
新聞の記事でした
初めて見た
大義くんの写真
ご実家でも拝見させていただきました
大義くんのお爺様の実家には
写輪館という
写真館が隣接していて
現在は
浅野忠義さんの撮影した写真たちが
飾られています
初めておうかがいした日は
雨でした
翌年も雨
大義くんの御命日も雨
2020年3月19日
僕らはシナハンで
市立船橋高校にいました
取材を終えて表に出ると
雨がやみ
素晴らしい夕陽が…
2020年3月19日
大義くんの誕生日です
あまり度々お邪魔すると
ご迷惑だと思いながらも
大義くんのお母様に連絡して
ご実家におうかがいしました
写輪館には
あの
高橋健一先生が書かれた
横断幕がありました
そして
告別式の写真も
コロナの影が
忍び寄りはじめていました
写真撮影時以外は
マスクを外せない毎日が
始まっていました
この日から
しばらくの間
浅野家と写輪館には
行けなくなります
ステイホームという言葉が生まれ
緊急事態宣言の発令
想像も出来ない毎日が
待っていたからです
コロナの影響で
舞台や映画は
次々と延期、中止が
発表されます
20歳のソウルも
当初のクランクイン予定が
大幅に遅れ
映画の存続自体
何度も危機があったと聞きます
成立に奔走していただいた
たくさんの皆様には
感謝しかありません
ありがとうございました
そして
心をひとつにして
踏み止まり、闘い
映画成立に心血を注いでくれたのは
長年心をともにする仲間であり
定期演奏会で涙を流したプロデューサーでした
心が折れそうな時には
写輪館の写真、横断幕を想いました
この日から
船橋市を訪れる僕たちを
必ず太陽が迎えてくれました
ちょうど一年後の
2021年3月19日
20歳のソウルは
「浅野家」のシーンから
スタートします
浅野家のロケセットについて
明日は書きたいと思います
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