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執筆者の写真

20210907

更新日:2021年9月7日

夜明けがくると

夜は泣きながら消えていく

おれも去っていこう

遠く、遠くへ…


「カムイ外伝」の一説です


自由を求め

階級社会や身分制度と闘い続けた

カムイの生き方


時代は変わっても

心を打ちます


理不尽や

非情は

いま始まったことではない


何があろうとも

絶望してはいけないと

言い聞かせる


今朝も

夜風をしのげる部屋の中で

ベッドに寝ころんで

このブログを書いている自分は

泣きながら消えていく夜を

まだ知らない






今日は

ある撮影が予定されていた日でした


しかし

8月22日までと言われていた

四回目の緊急事態宣言が

9月12日まで延長となったことを受け

日程を変更


今日のニュースでは

緊急事態宣言の

再々延長も確実とか…


我々を含めた

一部の業種にとって

断末魔としか言えない状況が続きますが

やるべきことがある限り

ファイティングポーズを取り続ける


この世界は広い

このブログを読んでくれている

いまはまだ知らぬ誰かと

縁が広がることで


大切な映画に関心を持っていただける

可能性があるなら


心が折れたら絆創膏を貼って

大切な今日を生きる


今日も

「20歳のソウル」について書きます


原作、脚本の

中井さんのブログにも書かれている

高橋健一先生との出会いは


音楽室の横にある

音楽準備室でのことだったと

聞きました


音楽準備室は

映画でも

重要な空間として

使用させていただきました


ロケハンの時の写真です




高橋健一先生が

毎日毎日

生徒ひとりひとりのノートを読み

一緒に悩み

一緒に喜び

泣き笑いする場所も

新しい体育館へ移動したため

片付けるとかなり整然とした印象











配置以外にも

大義くんの時代と

大きく違っているところが

ありました


壁の写真です




壁一面にあった写真たちは

現在

新しい体育館の

ショーケースの中へ








この写真やトロフィーたちは

あの当時のように

音楽準備室に飾りたい


大変な作業でしたが

市立船橋高校から許可をいただき

美術チームに

大切な宝物を

当時と同じように

飾っていただきました


飾り後の

音楽準備室です









美術チームの頑張りで

大義くんが在籍していた頃の

音楽準備室となりました


しかし…


この飾りは

スタートです


なぜなら

例えば、この、よさこいの写真は




映画だと

こうなります




そして

その写真たちは


一年生から

二年、三年と

時が経つに連れて

増えていかなければなりません


映画に出てこないシーンも含め

キャストにより

市船吹奏楽部の写真を

全て撮影する必要があります



映画を

時代が若い方から順に撮影しながら

(順撮り…と、言われる撮影です)

すぐに写真も撮影して

音楽準備室に飾っていく…


とてつもない作業が

必要でした


そんな時

新たな出会いがありました


スチールマンを探していた時

百束カメラマンから紹介された

青木さん


百束カメラマンのお父様

(映画業界の大先輩です)

旧知の仲である

カメラマンの青木さんは

市船の学校写真を

取り続けていらっしゃると


しかも

青木写真館は

市立船橋高校のすぐ近くにありました






青木さんとの出会いが

新たな縁を生みます


青木さんの息子さんも

カメラマンで

百束カメラマンの大学の後輩だったのです

そして

青木さん(ヒデちゃん)は

ドローンの撮影もしていました




強力なる援軍

青木さん親子の参戦で

懸案だった写真問題は

一気に良い方向に向かいました



(ご縁が繋がり

別の映画ですが

青山写真館での親子出演も

実現しました

青木さん

ありがとうございました)


音楽準備室に飾られた

写真たちが

日を追うごとに増えていき

やがて壁一面を覆い尽くす


どのようなシーンとなったか?

是非是非

映画でお楽しみください



さて

いまからロケハンに向かいます


千葉方面です


今日は

久しぶりに晴れそうですね


元気出して

行って来ます‼️



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