20歳のソウル
撮影の日々を思い出すとき
絆について
強く思う
僕らスタッフ全員は
大義くんに
会ったことはない
しかし
大義くんのことを
今でも毎日思っている
大義くんとは
絆で繋がっていると信じている
ロケの時
ロケハンの時
スタンドインした
みやしーに
大義くんを感じた
スタンドインした
遼くんには
高橋健一先生を見るし
ピアノに座った
斗真の姿を思い描いた
吹奏楽部の仲間たちの
存在を感じた
(市船吹奏楽部の皆様、卒業生の皆様、ありがとうございました)
僕らが描きたいのは
人と人の絆であり
いま
離れていても
会えなくとも
絆は
何も変わらない
そう信じている
次作のクランクインまで
一週間を切った
毎日のように
トラブルがある
それは撮影直前には普通のことで
そんな時のために知恵があり
仲間がいる
昨夜
一人二人と
仲間が集まってきて
いつの間にか輪が出来た
きっとなんとかなる
そう感じた夜だった
2年半前
ほぼ同じスタッフで
LINEのドラマ
渋谷ボーイズスクランブルを撮影していた
主役だったグループから
二人を残して
メンバーが卒業したと聞いた
時の流れは
止められない
20歳のソウルと同じく
撮影監督の百ちゃんや
カメラマンの島ちゃんとは
今でも毎日仕事しているし
岡ちゃんは
カメラマンかつ編集マンとして
昨夜も深夜まで
複数のプロジェクトで
お世話になった
渋谷ボーイズスクランブルでも
次の映画でも
次の次の映画でも
変わらぬ関係
たかしと翔太
時の流れは
止められないけれど
絆は永遠
20歳のソウルで
紡いだ糸を
遥か未来の誰かに繋ぐために
一日一日を
大切に生きます
ものつくりは
神事
Comments