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執筆者の写真

20220325

59歳になりました


自分でも

還暦にリーチとは

信じられません…


気持ちは

10代のままかも…




一年前は

20歳のソウル

ロケ中でした


必死すぎて

自分の誕生日は

忘れていました


公式サイトから

発表された

20歳のソウル

1分予告


旗を掲げた神尾楓珠くん


佐藤浩市さんが先頭に立ち

吹奏楽部全員と一緒に

屋上を激走したシーン




このシーンを

撮影した日でした



現場で

みやしーを 

一回だけ

本気で怒ったので

よく覚えています


屋上で

リアルな市船吹奏楽部のみんなと

神尾楓珠くん

佐野晶哉くんたち

吹奏楽部役だけのシーンがあり


その後が

佐藤浩市さんの

シーンだったのですが



見ると

佐藤浩市さんが

屋上に…


「みやしー、まだ先生(佐藤浩市さんは、高橋健一先生役です)呼ぶの早いよ。先に吹奏楽部員の撮影って言ったでしょ」


ダッシュで浩市さんのところへ行き


「すいません。ワンシーンあるので、あと30分はかかります。みやしーが間違えました」


と、謝ったところ


浩市さんは

「いや、自分で来たかったから来ただけだから」

と…


炎天下の屋上は、待つ場所が無く…


みやしー‼️‼️‼️💢💢


怒った途端に

みやしーの声


「皆さん、今日、3月25日は、秋山監督の誕生日です」


え?

あ、そうだった…


と混乱していると


花束を持った

佐藤浩市さんと


プレゼントを持った

神尾楓珠くんが…



みやしー

ごめん…


なんと

撮影前の貴重な時間に

誕生日を祝ってもらいました


そして

市船吹奏楽部の皆さんも…


屋上で

みやしーに

本気でごめんなさいするところから

始まった撮影



何年たっても

忘れることはないでしょう


皆様

ありがとうございました



あの頃は

毎日

必死でした








大義くんや

市船吹奏楽部と同じ

赤ジャを着て




毎日


大義くんが好きな

コーラを飲んで



(素敵な写真たちは

デザイナーの金松滋さんが

撮影して下さったものです

ありがとうございました)


一年たっても

毎日必死なのは

変わりません


20歳のソウル


ひとりでも多くの方に

見ていただきたい


大義くんの

生きた証を

伝えたい


心は

それだけなのです


監督としての業務は

納品して終わりましたが


まだまだ

自分に出来ることはあると思います




59歳に

なった時は

事務所で素材の整理をしていました


ついつい夜中の…

(高橋健一先生に怒られそうです)


今年の目標は

元気

です


元気があれば

きっと


まだまだこの世界の

役に立てるはず



最後に

昨夜

悲しい知らせがありました




スペシャルドラマ「玉蘭」で

一緒に仕事をした方が

天国に旅立ちました


同い年でした




あの

必死で、命懸けで、

出鱈目で、はちゃめちゃな

上海ロケのこと


一生忘れません


ありがとうございました


安らかにお休みください



僕は

もう少し

こちらで

はちゃめちゃに頑張ります


一日一日を

大切に










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