今日から
映画
20歳のソウルが
全国公開されます
大義くん
おめでとう
大義くんが
生きた証は
僕らの手を離れて
見てくださった
ひとりひとりの中で
新たな物語を
紡ぐでしょう
20歳のソウル
実現のために
力を尽くしてくださった
全ての皆様
ありがとうございました
今日も
大義くんが
大好きだった
コーラを飲みながら
大義くんに
想いを馳せます
昨夜
日比谷東宝にて
全国公開前夜祭が行われました
市船吹奏楽部の演奏する
市船ソウルが
映画館に響き渡り
市船ダンス部が
映画館で踊ってくれました
俳優部の皆さんと一緒に
原作、脚本の
中井由梨子さんも登壇して
市船吹奏楽部顧問
高橋健一先生からの
手紙を受けとりました
素晴らしい前夜祭でした
企画してくださった
宣伝部、西田プロデューサー
ありがとうございました
20歳のソウル愛に
溢れた
前夜祭でした
僕は
大義くんに
会ったことはありません
しかし
5年前
大義くんのことを知ってから
大義くんのことを
思わない日は
ありません
そして
ちょうど3年前の5月27日
中井さんによる
20歳のソウル
脚本第一稿が
完成しました
↓
内容は
いまの映画とは違い
高橋健一先生が
市船吹奏楽部顧問を卒業するという
未来の日から
物語は始まっています
物語は
この第一稿から
20稿まで
変化を続け
今の
20歳のソウル
が
出来上がりました
今日まで
いろんなことがありました
語り尽くすことは不可能です
思えば
いつも何かに怒っていました
毎日
心の中で
叫んでいました
「まあ、いいじゃないか」
「そんなこともあるさ」
「そんな人もいるよ」
「商業映画なんだから目をつむれよ」
「あとで、あやまればよいんだよ」
囁かれる言葉に
一切耳を貸さなかった…
大袈裟ではなく
人生を賭けた闘いだったと思います
勝ち負けではない
教えてくれたのは
高校野球です
「熱闘甲子園」です
闘いのリングから
降りてはいけない
怒りから目を逸らすな
自分に言い続けた5年間
20歳のソウルは
人生をかけるに値する
そんな
一期一会の物語だったから
今日
20歳のソウルは
全国公開されます
大義くん
本当におめでとう
僕の役割は
今日で終わり
映画を
見てくださった
ひとりひとりの心の中で
それぞれの
20歳のソウル
が
生まれることでしょう
大義くん
ありがとう
大義くんの生きた証
は
僕の
生きた証であり
今日からは
世界中の皆様の
生きた証となりますように
祈ります
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