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Frowned upon

夜のオフィス


静かで、頭を整理するには、ちょうどよい






やってはいけないことがある


同じ世界で生きているからこそ

とても

嫌な気持ちになった


ネットニュースで

ある映画が公開になると知る


脚本家が仲間で

キャストのひとりは

僕が紹介した


プロデューサーからは

その後なんの連絡もないから

まあ

それくらいの輩だと

思ってはいたが


公開になるのは良いことだと

脚本家に連絡した


「おめでとう

ようやく公開だね

ちなみにギャラはきちんともらった?」

「まだなんです」

「え?三年前の仕事だよね?」


実は

こういう話をよく聞く


予算は、限りがあるから

額の高い低いは

ある意味仕方ない


でもね

酒飲んだり

洋服買うお金があるなら

まず

スタッフにギャラ払えよ


次の仕事する前に

気持ちだけでも払えよ


借りてきてでも

払えよ


ものすごく

嫌な気持ちになる


著作権とは

クリエイティブに関わる先輩たちが

たくさん血を流して勝ち取った権利だと思う


クリエイティブ

とか

芸能界

とか、呼ばれる

摩訶不思議な世界の

片隅にいるからこそ

こういうことが一番嫌なのだ


人間だから

好き嫌いとか

意見の違いとか

それは仕方ない


でもね


ギャラをきちんとしないのは

クズですよ


クズ


それは

払わない方だけの話ではない


もらわないほうも

悪い


自分の

なあなあな行為が

同じ世界で生きる

たくさんの、人を

踏みにじっていることを

自覚すべし








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